医療用ウィッグの洗浄の正しい方法

 

ウィッグのお手入れ方法をご紹介いたします。
からまりやすい、パサつきやすいなど、ウィッグの不快感の原因は間違ったお手入れ方法かもしれません。お手入れのただしい方法を一連の流れに沿ってご紹介いたします。

STEP01 洗う前には必ず、粗めのブラシでコーミングし、ホコリや外気の汚れを落としてあげましょう。

ブラシでとく

ホコリなどがついたまま洗ってしまうと、濡らすことによりそれが固まり絡まりの原因になってしまうのでご注意下さい。

 

STEP02 ウィッグを洗浄します。
洗面器にぬるま湯を張りましょう。

シャンプーで洗う

洗面器にぬるま湯を張り、

①ウィッグ専用のシャンプーを溶かし、

②チャプチャプ上下に浸けながらシャンプーを馴染ませます。

その後、軽くもみ洗いし、シャンプーを流します。

シャンプーを洗い流したら同様にトリートメントを行います。

 

注意事項-attention-

つむじ付近や、前髪にトリートメントがつきすぎないように気を付けてください。

つむじ付近にトリートメントがつきすぎるとテカりの原因になり、ウィッグ独特の光沢が目立ちやすくなります。

前髪も同様にトリートメントをつけすぎることにより、ただでさえ前髪部分はおでこの皮脂がつき、束になりやすかったり、前髪だけ光りやすかったりしますので、トリートメントはつけすぎないようにしてあげると、さらさらとした質感の前髪が保てます。

 

STEP03 タオルドライをして、ウィッグハンガーにかけて自然乾燥で乾かしましょう。

乾燥するタオルドライの時もごしごしふかないように注意してください。

ダメージを防ぐように優しく押さえて水気をとっていきます。

その後、付属のウィッグハンガーにかけて長持ちするよう、なるべく自然乾燥しましょう。

180℃までの耐熱性もありますので、ドライヤーで乾かしてもOKです。

ヘアアイロンは130℃の温度設定で自分でその日の気分でカールをつけることもできます。

詳しくはご相談くださいね。