美容師とのコミュニケーションで大切な3つのポイント
みなさん、こんにちは。抗がん剤治療を控えて、不安な気持ちでいっぱいではないでしょうか。
特に髪の毛が抜けてしまうかもしれないという心配は大きいと思います。
でも、安心してください。医療用ウィッグを使えば、外見の変化を最小限に抑えられますよ。
ウィッグ選びで大切なのは、美容師さんとの良い関係づくり。なぜなら、ウィッグは長く使うものだからです。
信頼できる美容師さんと出会えれば、外見ケアの悩みも解決しやすくなります。
では、美容師さんとどうやって良い関係を築けばいいのでしょうか? 経験豊富な方々の声を元に、3つのポイントをお伝えします。
1. 要望をはっきり伝え、相性を確認しよう
まずは、自分の希望をはっきり伝えることが大切です。
「自然に見えるウィッグが欲しいな」「髪型や色を少し変えてみたいな」など、具体的に話してみましょう。
美容師さんも、あなたの要望を知ることで、より良いアドバイスができるんです。
また、美容師さんの提案を聞いて、自分に合っているか確認するのも忘れずに。
「この色合い、私に似合うかしら?」「こんな髪型、お手入れが難しくないかな?」など、率直に質問してみてくださいね。
もし相性が合わないと感じたら、別の美容師さんを探すのもアリです。
最初は少し勇気がいるかもしれませんが、長い目で見れば、自分に合った美容師さんを見つけることが何より大切なんです。
2. 定期的な相談と記録の共有で、より良いケアを
抗がん剤治療中は、髪の状態が変化することがあります。そのため、定期的に美容師さんに相談することをおすすめします。
「最近、頭皮が敏感になってきちゃった」「ウィッグのフィット感が変わってきたみたい」など、些細な変化でも伝えてくださいね。
また、治療の経過や髪の状態の変化を記録しておくと、美容師さんとの相談がスムーズになりますよ。
例えば、「○月○日に抗がん剤治療を開始」「△週間後に脱毛が始まった」といった具合です。スマートフォンのメモ機能を使うのも便利ですよ。
この記録を美容師さんと共有することで、あなたの状況に合わせたきめ細かなケアが可能になるんです。
3. 長期的な関係づくりで、安心感のあるケアを
美容師さんとの関係は、一回きりではありません。長期的な付き合いになるので、信頼関係を築くことが大切です。
例えば、ウィッグのお手入れ方法を教えてもらったら、実践した結果を次回の来店時に報告してみましょう。
「教えてもらった通りにケアしたら、ウィッグがずっとキレイなままでした!」といった具合です。
また、治療の進行状況や気分の変化なども、可能な範囲で伝えてみてください。
「最近は気分が上向きになってきました」「外出する機会が増えてきて、うれしいです」など、ポジティブな変化を共有することで、美容師さんもより親身になってくれるはずです。
このように、コミュニケーションを大切にすることで、美容師さんとの信頼関係が深まります。
そうすれば、治療中や治療後の髪の悩みも、一緒に乗り越えていけるはずですよ。
外見ケアは、治療を乗り越えるための大切なサポートです。
美容師さんとの良好な関係づくりを通じて、自分らしさを保ちながら、前向きに治療に臨んでいってくださいね。
きっと、新しい自分との素敵な出会いがあるはずです。がんばりましょう!