エピテーゼって何?日常生活での大切なお手入れ

みなさん、こんにちは。今日は、抗がん剤治療を受ける方にとって大切な「エピテーゼ」についてお話しします。

エピテーゼって聞き慣れない言葉かもしれませんね。簡単に言うと、失われた体の一部を人工的に作った「おてつだいパーツ」のことです。

エピテーゼは、あなたの大切な仲間。だからこそ、毎日のお手入れが大切です。

まずは、お風呂上がりのように、ぬるま湯と優しい石鹸で洗ってあげましょう。

ゴシゴシこするのはNG!優しく洗ってくださいね。

洗い終わったら、やわらかいタオルで水気を押さえるように拭いて、自然に乾かします。

お休みのときは、専用のケースか柔らかい布に包んであげましょう。

日向ぼっこは苦手なので、涼しくて湿気のない場所で休ませてあげてくださいね。

もし、エピテーゼをつけているところが赤くなったり、かゆくなったりしたら、すぐにお医者さんに相談しましょう。

エピテーゼの色が変わったり、形が変わったりしたときも、作ってくれた人に相談するのがいいですよ。

エピテーゼで、もっと自分らしく

抗がん剤治療で体の外見が変わると、気持ちも落ち込んでしまいますよね。そんなとき、エピテーゼが心強い味方になってくれます。

例えば、おっぱいを失った方が使う「胸のエピテーゼ」。これをつけると、好きな服を着て外出する自信がわいてきます。

顔の一部を失った方が使う「顔のエピテーゼ」をつけると、人と会うのが楽しくなるかもしれません。

でも、エピテーゼを使うかどうかは、あなた次第。使いたくない、まだ使う準備ができていない、という気持ちも大切です。

どうするか迷ったら、お医者さんや看護師さん、専門家に相談してみましょう。あなたの気持ちに寄り添ってくれるはずです。

エピテーゼと仲良く付き合うコツ

エピテーゼとずっと仲良く付き合うために、いくつかコツをお伝えします。

まず、エピテーゼをつける前に、お肌の調子をチェック。傷や赤みがあったら、お医者さんに相談してからにしましょう。

エピテーゼと肌の間に汗や汚れがたまると、お肌が怒っちゃうかも。時々エピテーゼを外して、お肌を休ませてあげてくださいね。

エピテーゼは日光や化粧品が苦手。外出するときは日よけを忘れずに。化粧水や香水は、エピテーゼに直接つけないようにしましょう。

最後に、体調の変化には敏感になりましょう。何か違和感があったら、我慢せずにすぐ相談。

定期的なチェックと優しいケアで、エピテーゼはあなたの長年の友達になってくれますよ。

抗がん剤治療は大変な道のりです。でも、エピテーゼを味方につけて、少しでも快適に、自分らしく過ごせますように。

一人で悩まないで、周りの人や専門家に相談しながら、あなたらしい方法を見つけていってくださいね。みんなで応援しています!