ベースメイクの選び方とカバーメイクのコツ
みなさん、こんにちは。抗がん剤治療を始める前は、いろいろな不安があると思います。
その中でも、外見の変化は気になるポイントの一つですよね。でも大丈夫です!ちょっとしたコツを知れば、いつもの自分らしさを保つことができますよ。
まず、お肌に優しい製品を選ぶことが大切です。抗がん剤治療中は、お肌が敏感になりやすいんです。
ミネラルファンデーションがおすすめですよ。これは、天然由来の成分でできていて、肌への負担が少ないんです。
カバー力の高いものを選べば、気になる部分もナチュラルに隠せます。
コンシーラーも味方になってくれますよ。目の下や口元など、少し凹んで見える部分に使うと、お顔全体がピンと張った印象になります。
まるで小顔効果があるみたいですね!
カバーメイクで大切なのは、「薄く何度も重ねる」こと。一度にたくさん塗ろうとすると、厚ぼったくなってしまいます。
少しずつ重ねていくと、自然な仕上がりになりますよ。
それから、治療中は眉毛やまつ毛が薄くなることもあります。でも心配いりません。
アイブロウペンシルやマスカラで優しく描き足すと、表情がパッと明るくなりますよ。
メイク道具の消毒方法とクレンジングのポイント
さて、メイクアップも大切ですが、それと同じくらい大切なのが、メイク道具のお手入れとクレンジングです。
抗がん剤治療中は、体の抵抗力が弱くなることがあります。だから、メイク道具は清潔に保つことが特に大切なんです。
ブラシやスポンジは、週に1回くらい、やさしく洗ってあげましょう。
赤ちゃんの肌着を洗うような気持ちで。そして、しっかり乾かした後に、アルコールスプレーをシュッとかけると、より衛生的になりますよ。
チューブタイプの化粧品は、使う前にアルコール綿で外側を拭いてあげると◎。
これだけで、雑菌の侵入を防げるんです。
クレンジングは、肌をいたわりながら行うのがポイントです。
オイルやクリームタイプのクレンジング剤を選んで、優しくマッサージするように落としていきましょう。まるでお肌をなでているような感覚で。
洗顔料は、泡立ててから使うと肌への負担が少なくなります。
ぬるま湯でしっかりすすいだ後は、清潔なタオルで優しく押さえるようにして水気を取りましょう。
スキンケアとメイクの上手な組み合わせ方
抗がん剤治療中のスキンケアは、シンプルイズベストです。
お肌に優しい化粧水と保湿クリームを基本に、必要なら美容液をプラスする程度で十分ですよ。
化粧水は、コットンで優しく押さえるように。または、手のひらで顔を軽くたたくようにつけるのも良い方法です。
保湿クリームは、顔全体に薄く伸ばして、特に乾燥が気になる部分には重ね塗りしてあげましょう。
日中の外出時には、日焼け止めが欠かせません。
SPF30以上、PA+++以上(注:SPFは紫外線B波、PAは紫外線A波からの防御指数)のものを選ぶと安心です。
日焼け止めの上からファンデーションを塗ると、より確実にお肌を守れますよ。
メイクやスキンケアは、見た目を整えるだけでなく、気分を明るくする効果もあるんです。
鏡を見て「今日もいい感じ!」と思えると、心も前向きになれますよね。
わからないことがあれば、遠慮なく担当の先生や看護師さん、美容の専門家に相談してくださいね。
みなさんに合ったアドバイスをもらえるはずです。
抗がん剤治療は大変なこともあると思いますが、自分らしさを保ちながら乗り越えていってください。
きっと素敵な笑顔で毎日を過ごせると信じています。頑張ってくださいね!