がん患者グループゆずりはの世話人でもあります。

今週金曜開催のあしゆ亭(「芦屋」+「ゆずりは」)のご案内をさせていただきます。

《ゆずりは》 がんサロン あしゆ亭とは

 

 

 

 

 

 

治療中の方、闘病中の御家族を支える方、治療が終わったのになぜか心が落ち着かない人・・・それぞれに抱えている悩みも深く、簡単には解決しないものでしょう。

話しに来ませんか?家族だからこそ話せないことも、時にあるものです。そんな時でも言葉にしてみると、自分の考えが整理出来るかもしれません。どうぞ ゆる~い気持ちでお越し下さい。お知り合いの方にも、ご案内頂けると幸いです。

過日の ゆずりは がんサロン あしゆ亭

 

 

 

 

 

 

市立芦屋病院緩和ケア病棟医師、病棟看護師、薬学部実習生も加わり10名での時間。

「 最近の医師は自分を守る事を優先して患者の事を分かっていない」・・少し追い込まれたように話す年配体験者。彼女の心に風を届けたのは常連参加者Nさん(ALS患者)の言葉でした。

「相手に期待しすぎず、私はどんな相手であっても尊敬する」

文字盤で語られる言葉に考えさせられました。

私達は他人の至らない点を挙げつらう能力には長けている。経験の浅い医者や看護師でさえ容赦せず、《要らぬ言葉》で相手を批判する気持ちの中にも、正義は存在する。
しかし、Nさんはどんなに介護技術が未熟な新人ヘルパーさんや若い人に対しても尊敬する気持ちを持ち続け、一動作や一言ごときで相手を評価することはない。

動けない、話せない・・・それでも「そんなことは大したことではない」と、心豊かに生きる彼が毎回参加する〝あしゆ亭〝

『彼と私達の心の違いはどこからくるのか?』・・・大きな世界から《宿題》をもらった一日でした。

2017年2月16日(金) 14時~16時開催です

私は仕事のため参加できませんが、同じくゆずりは世話人の優しく素敵な齊藤 恵津子 (Etsuko Saito)さんが取り仕切って下さっています。

齊藤さん、Nさんに会いに来てください。

2017年2月16日(金) 14時~16時
市立芦屋病院 管理棟
レストラン カフェ・ド・ブランシュにて
※芦屋病院受診歴は関係ありません。
※ 体験者の他、家族、遺族、医療者も歓迎
※参加費は無料。
※各自でカフェ・メニューをご注文下さい。