医療用ウィッグを選ぶ際、デザインや髪質と同じくらい重要なのが「サイズ感」です。特に脱毛期から回復期にかけては、自毛の量が変わるため頭のサイズが大きく変化します。
「お店で試着したときはぴったりだったのに、自毛が抜けたらブカブカになってしまった…」
「ウィッグがズレそうで、外出するのが不安…」
そんなお悩みを解決してくれるのが、アンベリール(Embellir)の優れたサイズ調整機能です。アンベリールの医療用ウィッグは、総手植えの自然なつむじや頭皮に優しい裏地だけでなく、抜群のフィット感を生み出す調整システムが備わっています。
今回は、アンベリールウィッグのサイズ調整の基本である「アジャスターの使い方」から、さらにフィット感を高める「針と糸を使った縫い付け方法」まで、分かりやすく解説します!

1. アンベリールウィッグの基本:サイズ調整アジャスターの使い方
アンベリールの医療用ウィッグには、襟足(スソ)の部分に「アジャスター」と呼ばれるサイズ調整用のホックとゴムが標準装備されています。これにより、自毛の増減に合わせて簡単にサイズを切り替えることができます。
アジャスターによる調整手順
  1. ホックの位置を確認する:ウィッグの裏側、襟足部分にある左右のホック(金具やプラスチックの爪)を確認します。
  2. 内側に掛け替える:ウィッグが緩いと感じる場合は、ホックを取り外し、元々留まっていた位置よりも「1つ内側」または「2つ内側」のループ(掛け側)に引っ掛けます。
  3. 左右均等に調整する:片側だけをきつくするとウィッグのセンターがズレてしまうため、必ず左右のホックを同じ分だけ内側に移動させてください。
アジャスターを調整するだけで、数センチメートルのサイズ変化には問題なく対応可能です。自毛が抜けて頭が小さくなった時期はきつめに、髪が生え戻ってきた時期は緩めに設定しましょう。

2. アジャスターだけでは足りない?「縫い付け」が必要なケース
アジャスターは非常に便利ですが、以下のようなケースでは、全体的な「ダブつき」や「浮き」が発生することがあります。
  • 頭のハチ(ハチ周り)が小さく、上部が余ってしまう
  • 絶壁頭のため、後頭部がペコペコと浮いてしまう
  • アジャスターを最大に締めても、全体的にまだ緩い
ウィッグの一部がダブついたまま着用していると、頭が大きく見えてしまったり、不自然なシワが寄って周囲にウィッグだと気づかれやすくなったりします。そんなときは、針と糸を使ってウィッグのネットを直接縫い付ける「微調整」が効果的です

3. 自宅でできる!ウィッグの縫い付け・サイズダウンの方法
「ウィッグを自分で縫うなんて難しそう…」と思うかもしれませんが、コツさえ掴めば簡単です。ネットの余っている部分をつまんで縫い留めることで、自分の頭の形に完全にフィットする「オーダーメイド感覚」のウィッグに仕上げることができます。
準備するもの
  • 針(できれば太めのもの)
  • 糸(ウィッグのネットと同系色のもの:黒や茶色)
  • マチ針、またはヘアクリップ
縫い付けの手順
ステップ1:余っている(ダブつく)部分を特定する
ウィッグを実際に被り、鏡を見ながら、どこのネットが余っているかを手でつまんで確認します。多くの場合、「耳の後ろから襟足にかけてのライン」「後頭部の中心線」が余りやすいポイントです。
ステップ2:余った部分をつまんで固定する
ウィッグを脱ぎ、余っていたネットのパーツを「つまみ縫い(タックを取る)」の要領で折り畳みます。折り畳んだ部分がズレないよう、マチ針やクリップで仮留めします。
ステップ3:細かく縫い合わせる
仮留めした部分を、針と糸で縫い合わせていきます。
  • ポイント:細かく「返し縫い」や「まつり縫い」をすることで、着用時に引っ張られても糸が切れない頑丈な仕上がりになります。
  • 注意点:ウィッグの表面にある髪の毛を一緒に縫い込まないよう、髪をしっかりかき分けて裏側のネットだけを針で拾うようにしてください。
ステップ4:試着して確認する
一度縫い終わったら試着し、締め付け感やシルエットを確認します。まだ緩い場合はつまむ量を増やし、逆にきつすぎた場合は一度糸を切って縫い直しましょう。

4. プロに任せる安心感!サロンでのサイズ調整サービス
自分で縫い付けるのが不安な方や、不器用で綺麗にできるか心配な方は、無理をせずアンベリールを取り扱っている専門のヘアサロンに相談することをおすすめします。
医療用ウィッグのプロフェッショナルが在籍するサロンでは、個人の頭の形や自毛の状態を正確に見極め、最適な位置でアジャスターの設定や縫い付け加工を施してくれます。
また、サイズ調整と同時に「顔周りのうぶ毛カット」や「前髪の長さ調整」なども一緒に行ってもらえるため、より自然で周囲に馴染むウィッグに変身させることができます。

まとめ:正しいサイズ調整で、毎日を笑顔に
医療用ウィッグは、治療中のデリケートな時期を支える大切なパートナーです。アンベリールのウィッグは、基本的なアジャスター調整だけでなく、必要に応じた縫い付けによるカスタマイズが可能なため、どんな時期でも快適なフィット感をキープできます。
「少し緩んできたな」と感じたら、まずはアジャスターの位置を見直してみましょう。それでもフィットしない場合は、今回ご紹介した縫い付けテクニックを試すか、お近くの取扱サロンへ足を運んでみてくださいね。
ぴったりサイズのウィッグを身につけて、毎日の外出を心地よく、あなたらしく楽しみましょう!