スタイリングのしやすさを重視!医療用ウィッグの選び方

みなさん、こんにちは。抗がん剤治療を受ける予定の方、そのご家族の皆さまに、医療用ウィッグについてお話しします。

不安な気持ちもあると思いますが、一緒に乗り越えていきましょうね。

まず、医療用ウィッグを選ぶ時に大切なのは、スタイリングのしやすさです。

毎日使うものだから、扱いやすいものを選びたいですよね。

ウィッグの素材は大きく分けて3種類あります。人毛100%、合成繊維、そしてその混合タイプです。

人毛は本物の髪に近い仕上がりになりますが、お手入れに少し手間がかかります。

合成繊維は形が崩れにくく、お手入れが簡単。混合タイプは、両方のいいとこ取りです。

自分の生活スタイルに合わせて選んでくださいね。

構造も重要なポイントです。ハンドメイドタイプは、一本一本手作業で植えられているので、髪の動きがとても自然です。

カットやスタイルも、あなたの好みで選んでくださいね。短めだと朝の準備が楽ちんですし、長めだといろんなアレンジを楽しめます。

スタイリング方法と道具の選び方のポイント

さて、ウィッグのお手入れ方法や道具選びについてもお話ししましょう。

まず、ブラシやコームは必ずウィッグ専用のものを使ってくださいね。

普通の髪用のものだと、ウィッグを傷めてしまうかもしれません。

ウイッグ専用ブラシは絡まった髪をやさしくほぐせる特別なブラシです。

スタイリング剤も、ウィッグ専用のものを選びましょう。普通のヘアスプレーやワックスは避けてくださいね。

ウィッグが傷んだり、べたべたしたりしてしまいます。

それから、ドライヤーやヘアアイロンなどの熱を使う道具は要注意です。

特に合成繊維のウィッグは熱に弱いので、使わない方が安全です。

人毛のウィッグでも、低温でそっと使うくらいにしておきましょう。

セット時の注意点とお手入れのコツ

毎日のお手入れ方法をマスターすれば、ウィッグライフがもっと楽しくなりますよ。

まず、セットする前には必ずブラッシングしてください。髪の根元から毛先に向かって、優しくとかしていきます。

これで自然な髪の流れが作れますよ。

ウィッグの洗髪は2〜3週間に1回くらいで十分です。

ウィッグ専用のシャンプーを使って、ぬるま湯でやさしく洗ってあげてください。すすぎはしっかりと。

そのあと、タオルで軽く押さえて水気を取ります。

乾かすときは、直射日光は避けて、風通しのいい日陰で自然乾燥させるのがベストです。急ぐときは、ドライヤーの冷風を使ってもOKです。

使わないときは、専用のスタンドやマネキンヘッドに置いておくと、形崩れしにくくていいですよ。

みなさん、医療用ウィッグは治療中の強い味方です。上手に使いこなして、自分らしく過ごしていきましょう。

分からないことがあれば、遠慮なく専門家に相談してくださいね。

一緒に、あなたにぴったりのウィッグライフを見つけていきましょう!ファイト!