医療用ウィッグを選ぶ際のポイント
みなさん、抗がん剤治療に向けて医療用ウィッグの準備、どうしようかなと悩んでいませんか?
大丈夫です。一緒に最適なウィッグを見つけていきましょう!
まずは、自分の頭の形や大きさに合ったものを選ぶことが大切です。
ぴったりフィットすると、着け心地も見た目も自然になりますよ。
それから、抗がん剤の影響で頭皮が敏感になっていることも多いので、素材選びも重要なポイントです。
通気性が良くて頭皮に優しい素材を選ぶと、快適に過ごせますよ。
自然な仕上がりを求める方には、人毛100%のウィッグがおすすめです。
でも、お手入れが少し難しいので、初めての方は人工毛と人毛をミックスしたタイプから始めるのも良いかもしれません。
色や長さは、治療前の髪型に近いものを選ぶと、周りの人も自然に受け入れてくれるでしょう。
それから、ウィッグ選びで悩んだら、専門店のスタッフに相談してみてください。経験豊富なアドバイスが聞けるはずです。
また、同じ経験をした先輩患者さんの体験談を聞くのも参考になりますよ。
医療用ウィッグの装着手順
さて、いよいよウィッグを着ける時が来ました。初めは少し緊張するかもしれませんが、大丈夫。
慣れれば簡単にできるようになりますよ。一緒に手順を見ていきましょう。
まずは、頭皮をきれいに洗って、しっかり乾かしましょう。清潔にしておくことで、頭皮のトラブルを防げます。
次に、ウィッグの内側にある調整ひもやマジックテープを使って、自分の頭の大きさにぴったり合わせます。
いよいよ装着です。額の生え際から後ろに向かってゆっくりかぶせていきます。
両耳の位置を合わせながら、頭頂部までしっかりと引っ張ります。そして、後頭部の髪の生え際に沿ってウィッグを整えます。
最後に、指で全体をなでつけるように押さえて、ウィッグと頭皮の間に空気が入らないようにします。
抗がん剤治療中は頭皮が敏感になっているので、優しく丁寧に扱うことが大切です。
もし不安なら、家族や看護師さんに手伝ってもらうのも良いですよ。慣れるまでは鏡の前で練習してみましょう。
医療用ウィッグのお手入れ方法
せっかく見つけたお気に入りのウィッグ、長く美しく使いたいですよね。適切なお手入れをすれば、ウィッグの寿命も延びますし、いつでも清潔に使えます。一緒にお手入れの方法を見ていきましょう。
使用後は毎回ブラッシングをして、絡まりをほぐすことが大切です。優しくブラシを入れて、髪の毛をさらさらの状態に保ちましょう。
洗髪は2週間に1回程度が目安です。専用のシャンプーを使って、ぬるま湯でやさしく洗います。
ゴシゴシこすらないよう注意してくださいね。すすぎは十分に行い、最後にタオルで軽く押さえて水気を取ります。
乾かす時は、直射日光を避けて、風通しの良い日陰で自然乾燥させましょう。ドライヤーは使わないほうが良いですよ。
乾いたら、再度ブラッシングをして整えます。
ウィッグスタンドを使うと、型崩れを防げて便利です。お手入れもしやすくなりますよ。
また、複数のウィッグを用意して交互に使用すると、それぞれの寿命を延ばすことができます。
抗がん剤治療中は体力が落ちていることも多いので、無理はせずに家族の方に手伝ってもらうのも良いでしょう。
みんなで協力して、ウィッグのお手入れを楽しみながら行えたら素敵ですね。
ウィッグのおかげで外出も楽しめる!そんな気持ちで、毎日を明るく過ごしていきましょう。