医療用ウィッグ、気になるメンテナンス費用を解説!
みなさん、こんにちは。
抗がん剤治療を控えている方や、そのご家族の皆さんは、医療用ウィッグについていろいろと調べていらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、医療用ウィッグのメンテナンス費用について、わかりやすくお話ししていきますね。
まず、覚えておいていただきたいのは、ウィッグを選ぶときは初期費用だけでなく、メンテナンス費用も考えることが大切だということです。
「え?メンテナンス費用もかかるの?」と驚かれた方もいるかもしれませんね。
でも安心してください。これから、どんな費用がかかるのか、そしてどうすれば賢く選べるのか、詳しく見ていきましょう。
定期的にかかる費用はどのくらい?
医療用ウィッグは、3〜6ヶ月ごとにお手入れが必要になります。
専門店でクリーニングや調整をしてもらうと、だいたい5,000円から15,000円くらいかかります。
「えっ、そんなにかかるの?」と思われるかもしれませんが、ご自分の髪のケアを美容院に頼むのと同じようなものだと考えてみてください。
ただし、ウィッグの種類や素材によって費用は変わってきます。
一般的に、高品質なウィッグほどメンテナンス費用は高くなりがちです。
でも、長持ちする分、長い目で見ると実はお得なこともあるんですよ。
それから、自宅でのお手入れ用品も忘れずに。
専用のシャンプーやコンディショナー、ブラシなどを最初に揃えるのに、5,000円から10,000円ほどかかります。
これらは使っていくうちになくなるので、数ヶ月ごとに買い足す必要があることも覚えておいてくださいね。
ウィッグの種類で変わるお手入れの方法
次は、ウィッグの種類によって変わるお手入れの方法についてお話しします。
大きく分けて、人毛100%のウィッグと人工毛のウィッグがあります。
人毛ウィッグは、まるで自分の髪のようにお手入れができます。
シャンプーやトリートメントも使えるし、カットやカラーリングも可能です。
ただし、その分お手入れには手間がかかります。
自宅でも洗えますが、専門店でのケアも定期的に必要になりますよ。
一方、人工毛ウィッグはお手入れが比較的簡単です。自宅で軽く洗って乾かすだけで、形が崩れにくいのが特徴です。
ただし、熱に弱いので、ドライヤーやヘアアイロンは使えません。
専門店でのケアは人毛ほど頻繁には必要ありませんが、定期的なクリーニングは必要です。
人毛と人工毛を混ぜた「混毛ウィッグ」もあります。これは両方の特徴を持っているので、お手入れの方法も中間的なものになりますね。
長い目で見て、あなたに合ったウィッグを選ぼう
最後に、医療用ウィッグの費用対効果について考えてみましょう。
初めは高くても、長く使えるウィッグを選ぶことで、結果的に費用を抑えられることがあるんです。
例えば、人毛100%のウィッグは高価ですが、丁寧にお手入れすれば2〜3年は使えます。
反対に、安い人工毛ウィッグは半年から1年で交換が必要になることも。
抗がん剤治療の期間や、ウィッグを使う予定期間を考えて選ぶことが大切ですね。
また、自分でどこまでお手入れできるかも考えてみてください。
自宅でのケアが難しい場合は、専門店でのメンテナンス費用が増えることになります。
逆に、自分でしっかりケアできれば、専門店に頼る回数を減らせるかもしれません。
医療用ウィッグは、抗がん剤治療中の大切なパートナーです。
初めにかかる費用だけでなく、メンテナンス費用も含めて考えることで、自分に合ったウィッグを見つけることができます。
わからないことがあれば、遠慮なく専門店のスタッフに相談してくださいね。
みなさんに合ったウィッグ選びのお手伝いをしてくれるはずです。
きっと、自信を持って過ごせるウィッグに出会えるはずですよ。頑張ってください!