今日は、よく質問のある『医療用ウィッグの洗い方とお手入れ方法について』です(╹◡╹)
医療用ウィッグは場合によってはとても長い期間利用することになります。
ウィッグを長期間使用していくには日々のお手入れがとても大切です。
ここではウィッグのメンテナンス方法について説明をしていきます。
使用したあとでウィッグをお手洗いする際には、すぐに洗うのではなく、まず周りに付着した汚れを落としてあげる必要があります。
ウィッグを取り外してから、まず粗めのブラシなどで全体を軽くはたいてあげるようにします。
ほこりや外気の汚れなどがついたまま、水やお湯などで濡らしてしまうと、そういった汚れが水分を吸って固まってしまう可能性があります。
髪の毛そのものやごみなどが水分で固まってしまうと、髪の毛が絡まってしまうためウィッグそのものが傷んでしまうこともあります。
必ず全体の汚れを落としてから水洗いをするようにしましょう。
シャンプーとトリートメントをするときの注意
全体の汚れを落としたら、次に水洗いをするようにします。
洗う際には、水よりまたはぬるま湯を使います。
洗面器にぬるま湯を張り、ウィッグ専用のシャンプーをお湯に溶かします。
十分に混ざり合ったら、ウィッグをそのぬるま湯の中に浸けて、そのお湯の中で軽くゆすります。
ウィッグについた汚れが落ちるように軽くゆするようにしましょう。
あまりに強く揺すってしまうとウィッグが傷んでしまう可能性があるため注意が必要です。
ウィッグにシャンプーが馴染み付いていた汚れが落ちたら、軽くウィッグをもみ洗いしてから、洗面器からウィッグをあげ、ぬるま湯でシャンプーを洗い流します。
シャンプーを洗い流したら、トリートメントも同じように洗面器にぬるま湯を張って同様に行います。
ウィッグを洗い流すときには注意が必要です
トリートメントを行うときには、つむじや前髪にトリートメントが付きすぎないように注意しましょう。
実際の頭髪と同じように、シャンプーカスやトリートメントの残りなどが多いと髪の毛そのものにダメージを与えることもあります。
また、つむじに付いたトリートメントはテカリの原因となるため、光沢が目立ってしまうことになってしまうため、ウィッグだとわかりやすくなってしまうことがあります。
また前髪はおでこの油脂が付きやすい部分でもあります。
そのため、トリートメントが多く付いていると束になってしまったりテカリやすくなったりします。
ウィッグを乾燥させるときの注意
乾燥する際にも強くタオルで吹かないようにしましょう。
強くこすってしまうと抜け毛の原因となってしまったり、ウィッグの土台となっている部分に強いダメージをあたえてしまったりすることになります。
優しくタオルで抑えて水気をとったうえで、ウィッグハンガーなどを利用して乾燥させるようにしましょう。
通常のハンガーなどに洗濯ばさみを利用するとウィッグの重みで形が崩れてしまうこともあるので注意が必要です。
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